ランパーン古刹全焼、住職が涙

※この記事のメイン画像はAIによって生成されたイメージです。
この記事の要約
- 200年以上の歴史を持つタイ北部ランパーンの古刹ワット・モン・プーヤックが火災により全焼しました。
- 本堂はミャンマーとポルトガルの様式が融合した美しい建築物であり、貴重な仏像や文化財が全て失われました。
- 出張中に火災の知らせを受けた住職は深い悲しみに暮れ、歴史的遺産の喪失に地元住民も涙しました。
ランパーンの古刹が全焼、住職が悲嘆
2026年2月2日午前9時34分、タイ北部ランパーン県にある築200年以上の古刹ワット・モン・プーヤック(通称ワット・サンターン)が火災に見舞われ、本堂が全焼するという痛ましい被害が発生しました。寺院の財産は全て失われ、この知らせを聞いた住職は深い悲しみに打ちひしがれています。この寺院はミャンマーとポルトガルの建築様式が融合した貴重な文化遺産として知られていました。
火災発生と消火活動
2026年2月2日午前6時30分、ランパーン県191無線センターに火災発生の通報が入りました。現場となったのは、ムアン郡プラバート地区のワット・モン・プーヤックです。ランパーン市、ケラン・ナコーン市、近隣の地方自治体、およびスラーサック・モン・トリー軍事キャンプ第32歩兵連隊から10台以上の消防車が出動し、美しく貴重なミャンマー様式の本堂を激しく燃え上がる炎を鎮火するために、消火ホースが集中して放水されました。およそ2時間後には火災は完全に鎮圧されました。
壊滅的な被害と文化財の喪失
初期調査では、ミャンマー様式のチーク材と漆喰が組み合わされた本堂が、火災により完全に焼失したことが確認されました。内部にあった多様な古代遺物、美術品、そして本尊も全て失われるという壊滅的な被害を受けました。
火災発生時には、ランパーン副県知事のパチャラ・シマサティアン氏とランパーン市長のプンナシン・マニーナン氏が現場に駆けつけ、鎮火活動を間近で指揮しました。
住職と地元住民の悲しみ
火災当時、寺院には住職一人しか在籍しておらず、消防隊員や周辺住民は安否を気遣い、電話を試みました。その後、連絡が取れたところ、住職はターク県への出張中であることが判明しました。寺院が全焼したとの知らせを受けると、住職は財産が全て失われたことに深く悲しみ、すぐに涙を流しました。住職は今後の対応のため、急遽寺院へ戻る途中にあります。
火災の原因と寺院の歴史
今回の火災の原因について、寺院近くに住む住民は「2~3回の爆発音が聞こえた後、急速に煙と炎が立ち上ったため、すぐに通報した」と証言しています。現在、詳しい原因は調査中です。
ランパーン市からの情報によると、ワット・モン・プーヤック(ワット・サンターン)はランパーン市の南東に位置する歴史ある寺院です。西暦1792年~1795年頃(タイ仏暦2335年~2338年頃)に、仏教を深く信仰する4人の木材商の兄弟、ジャン・ナンティ、ジャン・ウィッチャ、ジャン・パンチュム、ジャン・インタによって創建されました。また、1901年(仏暦2444年)にはジョン・ナンタ・ゲンによっても建立されたというシャムタイ文字の碑文が残されています。ミャンマー人職人によって建てられたこの寺院は、ミャンマーとポルトガルの建築様式が融合した特徴を持ち、本堂、礼拝堂、仏塔、周囲の塀、そして重ねられた切妻屋根を持つ大きな木造建築物がありました。精巧な木彫り、ステンドグラス、浮彫彫刻で装飾されており、数百年の歴史を持つランパーンでも特に美しい寺院の一つでした。実際の歴史は1000年以上に及ぶとも言われています。この貴重な本堂が火災で焼失した光景を見て、周辺住民の目には涙が溢れていました。
引用元:
https://www.khaosod.co.th/around-thailand/news_10121641
#タイ 寺院 火災 #ランプーン 火災 #ビルマ様式 寺院 #タイ 歴史的建造物

