TDRI、プーミチャイタイ党公約評価:電気代とコンラクルーンは再検討促す

※この記事のメイン画像はAIによって生成されたイメージです。

この記事の要約

  • タイ開発研究所(TDRI)は、プーミチャイタイ党が2026年総選挙に向けて提出した8つの公約について、財政コストと予算源を分析しました。
  • TDRIは「プロの大臣」や「ボランティア看護師」などの公約を支持する一方で、「10万人の兵士」「電気料金の補助」「コンラクルーン・プラス」などの公約には問題があるとして再検討を促しています。
  • 特に、電気料金補助に関しては党の見積もりよりもはるかに高額な予算が必要となる可能性があり、高所得者層への不必要な恩恵や省エネ意欲の低下を招くリスクが指摘されています。

プーミチャイタイ党公約のTDRI分析

タイ開発研究所(TDRI)は、プーミチャイタイ党が2026年総選挙に向けて選挙管理委員会(ココトー)に提出した公約について、財政コストと予算源の分析結果を発表しました。

TDRIによると、プーミチャイタイ党は合計8つの公約を提案しており、総予算は約1,480億バーツとされています。これは他の多くの政党と比較して「高額ではない」と評価されています。そのうち、4つの公約が100億バーツ以上の予算を必要とします。

  • 電気料金1ユニットあたり3バーツ割引
  • コンラクルーン・プラス(第2期)
  • 10万人のボランティア兵士
  • 75万人のボランティア看護師

しかし、研究者グループは、これらの公約には「推進すべき部分」と「問題を引き起こす可能性があり再検討すべき部分」があると指摘しています。

TDRIが支持する公約:財政を使わず高齢化社会に対応

TDRIは、「プロの大臣」公約を評価しています。これは、大臣に就任する人物を事前に公表することで、政治の透明性と基準を確立する良いアプローチだと見ています。ただし、連立政権の構造が過去と異なる場合、実践上の制約に直面する可能性も指摘しています。

また、「ボランティア看護師による高齢者ケア(1村1ボランティア看護師)」公約も高く評価されています。これは全国7万5,000の村を対象に、月額1万5,000バーツで4年間雇用する提案であり、高齢化社会のニーズに応え、具体的な雇用創出に貢献するとされています。ただし、成功は質の高い人材育成と選考にかかっており、既に予算が限られている高齢者基金や国民健康保険制度(サパーパット)から予算を転用すべきではないと強調しています。

さらに、2023年総選挙での党の旗艦政策だった「ランドブリッジ」構想を継続しないという判断も適切だとTDRIは見ています。チュラーロンコーン大学や国家経済社会開発庁(サパーパット)の調査結果から、このプロジェクトは財政的に割に合わず、経済的リターンが低いと結論付けられています。

TDRIが再検討を促す公約:高額予算と市場の歪み

TDRIが再検討を促す公約としては、「10万人のボランティア兵士」が挙げられます。この公約は年間227億バーツ以上の予算を必要とします。徴兵制の廃止という考え方は良いものの、提案されているボランティア兵士の数は現在の徴兵数よりも多く、給与も大卒公務員と同等かそれ以上であるため、男性労働者を労働市場から引き離し、経済成長に悪影響を与える可能性があると指摘しています。

「電気料金1ユニットあたり3バーツ割引(最初の300ユニットまで)」については、党の見積もりが実際の予算よりも低いとTDRIは指摘しています。電力システムの真のコストで計算すると、年間750億バーツもの予算負担が生じる可能性があります。さらに、これは普遍的な補助金であり、高所得者層にも不必要に利益を与え、省エネへのインセンティブを低下させると警告しています。

「コンラクルーン・プラス」公約は、高額な予算を伴う短期的な措置であり、長期的な構造問題を解決しないと見られています。また、店舗のスキル向上部分については、その有効性を示す実証的な証拠が不足しており、独立した学術機関による評価が必要だとされています。

その他、TDRIは「電動バイク」や「国境壁の建設」といった公約についても、慎重な措置設計がなければ、債務問題、国境紛争、住民の生活への影響といったリスクがあると懸念を表明しています。

引用元:
https://www.prachachat.net/politics/news-1958965

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