タイ学生団体、総選挙の再集計と透明性を要求

※この記事のメイン画像はAIによって生成されたイメージです。
この記事の要約
- 2026年のタイ総選挙において、全国20以上の大学学生団体が選挙管理委員会(KKT)に対し、投票の再集計と透明性の確保を強く要求しています。
- 投票用紙の枚数と投票者数の不一致、集計結果の食い違い、バーコードシステムへの懸念など、選挙プロセスにおける不正確さと正当性に関する疑問が提起されています。
- 学生団体は、特定の政党の勝敗ではなく、国民が「全ての票が意味を持つ」と信頼できる選挙プロセスの確立を最重要視しています。
タイ総選挙2026:学生団体が再集計を要求
2026年2月17日、タイの総選挙において、全国20の大学学生団体が選挙管理委員会(KKT)に対し、その責任の下で票の再集計を行うよう強く求めました。2026年総選挙で不正確さや不透明性が指摘されたことを受け、大学の敷地内でも透明性を求める動きが拡大しています。彼らは、勝敗よりも「全ての票が意味を持つ」という国民の信頼を取り戻すことを明確な目標としています。
不透明な選挙結果への懸念
この動きは、様々な地域で報告された投票結果の不一致や不正確さに対する多数の苦情や懸念を受けて発生しました。具体的には、投票用紙の枚数と投票者数の不整合、集計ボードと公式報告書間の合計票数の食い違いなどが挙げられています。さらに、投票用紙に印刷されたバーコードシステムに対する懸念も表明されており、これが秘密投票の原則にどのような影響を与えるかが疑問視されています。
多数の大学が共同声明を発表
ラムカムヘン大学、ソンクラーナカリン大学、キングモンクット工科大学ノースバンコク校、キングモンクット工科大学ラートクラバン校、チュラロンコン大学、チェンマイ大学、コーンケン大学など、少なくとも20の大学の学生団体および学生組織が共同声明を発表しました。彼らは、特定の政党の勝敗だけでなく、選挙プロセス全体の信頼性が重要であるという共通の立場を表明しています。KKTに対し、全票の再集計、または紛争のある地域での再集計を実施し、選挙プロセスの正確性、透明性、監査可能性を確保するよう求めています。また、単位ごとの生データ(raw data)を公開し、市民や独立した監視者が完全に検証できるようにすることを要求しています。
市民団体も5つの要求を提出
これと並行して、タマサート統一戦線と集会(ナオルアム・タマサート・ウェー・ラチュムヌム)および市民代表も、ジェーンワッタナ政府複合施設で活動を行い、KKTに対して以下の5つの要求を提出しました。
- 全国で公開の場で票を再集計すること
- 関連する職員を調査すること
- 単位ごとの情報を即座に公開すること
- 深刻な不正が見つかった地域で新選挙を発表すること
- KKT委員が責任を負うこと
グループのリーダーは、この運動はいかなる政党とも関係がなく、選挙プロセスの透明性と正当性を求めるものであると強調しました。「敗北は受け入れられるが、不透明さは受け入れられない」と彼らは述べています。
KKTの責任と法的な根拠
多くの声明では、仏暦2561年(2018年)に制定された国会議員選挙に関する法律の第124条が引用されています。この条項は、選挙が公正に行われなかった、または票の集計が不正確だったと信じるに足る証拠がある場合、KKTに票の再集計または新選挙の実施を命じる権限を与えています。
Thai-Picks View
今回の学生や市民団体による要求は、タイの民主主義プロセスにおける透明性と公正性への強い希求を示しており、KKTの対応が今後の国民の信頼を大きく左右するでしょう。選挙管理委員会は、国民の懸念に真摯に応え、徹底した調査と情報公開を通じて、国民の信頼を取り戻すための具体的な行動を迅速に取るべきです。
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引用元:
https://www.prachachat.net/politics/news-1966326
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