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チェンマイで燃料不足深刻化、早朝から給油待ち

By編集長

3月 26, 2026
出典:元記事

タイ北部チェンマイ県で燃料不足が深刻化しています。主要道路沿いのガソリンスタンドで燃料が枯渇し、長蛇の列が発生しているとPrachachatが報じました。

この記事の要約

  • チェンマイ県ハンドン通りおよび第三環状線沿いのガソリンスタンドで、ディーゼル油、ガソホール95、91が全て枯渇しました。
  • 燃料補給を待つ車が早朝4時から1km以上にわたり列をなし、市民生活に大きな影響が出ています。
  • この燃料不足は広範囲にわたる移動を困難にし、経済活動への懸念も高まっています。

現場の状況:早朝からの給油待ち

3月25日午後5時30分頃、現地記者がチェンマイ県ハンドン通り沿いのガソリンスタンドを調査したところ、ディーゼル油、ガソホール95、ガソホール91といったほぼ全ての種類の燃料がすでに売り切れていることが判明しました。多くの車がエンジンを停止して長蛇の列を作り、午後8時頃に到着すると予想される新たな燃料の供給を待っていました。

特に、市内へ向かう方向と市外へ向かう方向の両方にPTガソリンスタンドがある第三環状線の周辺では、あらゆる種類の車両が同じように長い列を作っていました。市民は同日夜に燃料が届くことを期待して、ひたすら待ち続けています。

市民生活への広範な影響

PTガソリンスタンドの従業員によると、早朝4時頃から市民が車を並べ始め、給油待ちの列は1キロメートル以上にも及んだとのことです。多くの車の所有者は、ガソリンスタンドの敷地内で座って待ち時間を過ごしていました。この状況は、チェンマイ県における燃料供給の逼迫を浮き彫りにしており、広範囲にわたる市民の移動や日常生活に深刻な影響を与えています。

燃料価格の高騰や供給不足は、タイ国内の経済活動全体に影響を及ぼす可能性があります。特に、物流コストの増加は物価上昇を招き、家計を圧迫する一因ともなりかねません。

Thai-Picks View

今回のチェンマイにおける燃料不足は、タイの地方都市におけるサプライチェーンの脆弱性と、エネルギー供給網の課題を示唆しています。広大な国土を持つタイでは、燃料を地方の隅々まで安定的に供給するための物流インフラが十分に整備されていない地域も存在します。特に、需要の急増や突発的な供給停止に際しては、迅速な対応が難しいという構造的な問題が根底にあります。また、タイのエネルギー政策は、世界情勢や国際的な原油価格の変動に大きく左右されるため、常に安定供給のリスクを抱えています。

在住日本人にとっては、今回のチェンマイの事例は、地方への旅行や出張の際に事前に燃料事情を確認する重要性を再認識させるものです。都市部では比較的安定しているガソリン供給も、地方では予期せぬ不足に直面する可能性があります。特に、自家用車やレンタルバイクで長距離を移動する際には、タンクを満タンにしておく、予備の燃料携行缶を用意する、そして目的地のガソリンスタンドの営業状況や在庫情報を事前に確認するなどの対策が有効な生活防衛策となるでしょう。

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