バンコクのルンピニー公園とベンジャキティ公園を結ぶ「グリーンブリッジ」が、2026年5月1日に非公式開通を迎える予定です。この新しい都市インフラは、市民の移動と健康増進に大きく貢献すると期待されています。タイの主要経済紙Prachachat.netが報じました。
この記事の要約
- バンコクのルンピニー公園とベンジャキティ公園を結ぶ「グリーンブリッジ」が2026年5月1日に非公式開通予定です。
- プロジェクト全体の進捗は83.91%ですが、エネルギー問題や資材不足により建設作業は一部遅延しています。
- この橋は、市民が安全かつ継続的に移動や運動を行えるよう設計されており、都市の緑地活用を促進します。
開通間近!バンコクの「グリーンブリッジ」
バンコク都は、長らく建設が進められてきた「グリーンブリッジ」プロジェクトの最新状況を更新しました。この橋は、バンコク中心部に位置する二大公園、ルンピニー公園とベンジャキティ公園を接続する重要な歩道橋です。バンコク都副知事のチャッカパン・ピウガム氏によると、2026年5月1日の非公式開通に向けて、計画通りに進捗しているとのことです。
工事の進捗と遅延の背景
2026年3月27日に現地視察が行われた結果、プロジェクト全体の進捗率は83.91%に達しており、建設作業の進捗率は73.94%でした。これは計画より9.97%の遅延となっています。この遅延の主な原因は、エネルギー問題による貨物輸送の遅延と、特定の期間における燃料不足が機械の連続稼働を妨げたためとされています。さらに、石油化学製品の原材料や塗料が市場で不足し、発注期間が長期化したことも影響しています。
プロジェクトの概要と期待される効果
このプロジェクトには、ラジオ局の建物とフェンスの解体、長さ250メートルの橋の接続部分の建設、そして3棟のラジオ局施設の改修(倉庫、公衆トイレ、オフィス)などが含まれます。バンコク都環境局は、予算の効率的な執行と、橋の下の景観改善、公園内の水管理の継続的な改善を指示しています。
「グリーンブリッジ」の完成により、ルンピニー公園からベンジャキティ公園まで、市民は安全かつ中断なく移動し、運動できるようになります。これは、バンコクの都市インフラの質の向上と、住民の健康的なライフスタイルを支援する重要な一歩となるでしょう。
Thai-Picks View
タイ、特にバンコクのような大都市では、急速な都市化に伴い、緑地空間の確保と都市インフラの連結性が重要な課題となっています。この「グリーンブリッジ」プロジェクトは、単なる交通路の整備に留まらず、バンコクのスマートシティ構想や総合的な都市計画の一環として、公共施設の利便性向上と持続可能な都市環境の実現を目指すものです。緑の回廊や公立公園の整備は、環境に配慮した都市づくりにおいて、重要な役割を担っています。
在住日本人にとっては、この新しい橋の開通は、バンコク中心部での生活の質を向上させる朗報と言えるでしょう。週末の散歩やジョギング、サイクリングなど、ルンピニー公園とベンジャキティ公園という二つの広大な緑地をより手軽に、そして安全に行き来できるようになります。これにより、日々の運動習慣を取り入れやすくなり、バンコクの交通渋滞を避けて移動できる新たな選択肢も提供されるため、生活の利便性が向上することが期待されます。