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バンコクが呼びかけ!アースアワーで消灯、18年でCO2削減1.2万トン達成

By編集長

3月 26, 2026
出典:元記事

バンコク都は3月28日(土)の夜、恒例の「60+アースアワー2026」として1時間の消灯を呼びかけ、地球温暖化対策への市民参加を促します。プラチャーチャート・ネットの報道によると、このキャンペーンは過去18年間で合計1.2万トンもの二酸化炭素排出量削減に貢献しており、今年は世界的アースアワーの20周年という節目の年でもあります。

この記事の要約

  • バンコク都は3月28日(土)20:30~21:30に1時間の消灯キャンペーン「60+アースアワー2026」を実施します。
  • 過去18年間で累積2万2,617MWhの電力消費と1万2,330トンのCO2排出量を削減した実績があります。
  • ワット・アルンなどのバンコクを象徴する3か所を含む、都内50全区が連携して消灯に参加します。

地球温暖化対策を支えるバンコク都の18年間

バンコク都は、WWFタイランドと協力し、2008年から毎年「アースアワー」キャンペーンを継続しています。これは今年で18年目を迎え、世界的なアースアワーが20周年を迎える記念すべき年となります。都は、不要な照明を消し、電化製品のプラグを抜くなど、あらゆる種類のエネルギー消費を1時間削減するよう市民や各セクターに呼びかけています。

過去18年間のバンコク都における取り組みは、累積で2万2,617メガワット時(MWh)のエネルギー消費削減と、1万2,330トンもの二酸化炭素(CO2)排出量削減という驚くべき成果をもたらしました。これは、小さな行動が結集することで、どれほどの大きな変化を生み出せるかを明確に示しています。

具体的な成果と2026年の注目スポット

2025年だけでも、電力消費量は134MWh削減され、これはCO2排出量58.6トンに相当します。この削減量は、バンコク~チェンマイ間のフライト485便の運航中止、ディーゼル車の走行距離35万1,600キロメートルの削減、または26万3,700世帯が一斉に消灯する効果に匹敵します。まさに、市民一人ひとりの意識が地球規模の課題解決に繋がっていると言えるでしょう。

今年の象徴的な消灯場所として、バンコク都は以下の3か所を指定しています。

  • ワット・アルン・ラーチャワラーラーム・ラーチャワラマハウィハーン(ワット・アルン):バンコクヤイ区
  • サオ・チンチャー(ジャイアントスイング)とワット・スタットテープワララーム・ラーチャワラマハウィハーン(ワット・スタット):プラナコーン区
  • プーカオトーン(ゴールデンマウント)として知られるワット・サケート・ラーチャワラマハウィハーン(ワット・サケート):ポムプラップ区

さらに、都内50の全区役所も地域のパートナーや建物所有者と協力し、一斉消灯に参加します。政府機関、民間企業、事業者、店舗、そしてメディアを含むすべての市民に対し、装飾灯、建物の照明、広告看板、家庭の照明など、不必要なエネルギーの使用を控え、エアコンの使用も削減するよう呼びかけられています。

Thai-Picks View

タイ、特にバンコクでは、経済発展と並行して環境問題への意識が年々高まっています。今回の「アースアワー」は、単なる一時的なイベントではなく、タイ政府が推進する再生可能エネルギー政策やスマートシティ構想と連携し、持続可能な社会を築くための市民参加の象徴として位置づけられています。ジェトロの調査でも示されているように、タイはエネルギー効率化や再生可能エネルギー導入に力を入れており、市民レベルでの行動が国全体の大きな目標達成を後押しする重要な役割を担っているのです。街の明かりが消える瞬間は、環境保全への願いが一つになる、神秘的な「タイ旅行の思い出」になるかもしれません。

もしあなたが3月28日にバンコクにいるなら、ぜひこの「アースアワー」に参加して、タイの人々と共に地球のために行動する一夜を体験してみてはいかがでしょうか。ホテルやカフェによっては、このイベントに合わせて特別メニューやキャンドルナイトを企画するところもあります。静かで幻想的な雰囲気の中で、タイの違った一面を発見できるかもしれませんね。消灯後、再び明かりが灯る瞬間は、未来への希望を感じさせてくれるでしょう。タイ人同僚との会話のきっかけにも最適です。

おすすめスポット(当日消灯を予定)

  • ワット・アルン・ラーチャワラーラーム・ラーチャワラマハウィハーン(ワット・アルン): チャオプラヤ川沿いの美しい寺院、夜景が有名。
  • サオ・チンチャー(ジャイアントスイング): 旧市街の中心部に位置する歴史的建造物。
  • プーカオトーン(ゴールデンマウント): バンコクのパノラマビューを楽しめる丘の上の寺院。

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