トヨタの新型ランドクルーザーFJが、バンコクで開催中の国際モーターショー2026で記録的な人気を集めています。タイが初の海外生産拠点となったことで、国内外から大きな注目を浴びていると、プラチャーチャートが報じました。
この記事の要約
- 新型ランドクルーザーFJは、バンコク国際モーターショー2026で初日から大盛況。
- タイのチャチューンサオ工場で、ランドクルーザーシリーズ初の海外生産を開始。
- 総投資額140億バーツ(約700億円)超、年間4万台以上を世界約60カ国へ輸出予定。
バンコク国際モーターショーで大注目
2026年3月25日に開幕した第47回バンコク国際モーターショー(BIMS 2026)で、トヨタの「ランドクルーザーFJ」が初日から来場者の熱狂的な関心を集めました。そのユニークなデザインとランドクルーザーらしい堅牢なイメージは、多くの自動車愛好家をブースへと引きつけています。
現在のEV(電気自動車)ブームに逆行するかのように、ガソリン車であるランドクルーザーFJがこれほどの人気を博していることは、その実用性と優れた走行性能に対する顧客の根強い信頼を強く示しています。
タイが世界生産拠点に:チャチューンサオ工場
実はこのランドクルーザーFJ、ランドクルーザーシリーズとして初めて日本国外で生産されるモデルとなります。生産拠点に選ばれたのは、タイのチャチューンサオ県バーンポーにある工場です。
初期投資額は52億バーツ(約260億円)を超え、サプライヤーからの投資を含めると総額140億バーツ(約700億円)以上もの巨額が投じられました。タイは主要生産拠点として高い信頼を得ており、部品の国産化率も驚異の84%に達しています。
世界へ、そしてタイ国内市場への展開
トヨタは、このランドクルーザーFJを年間4万台以上、世界約60カ国へ輸出する計画を立てています。アジア、中東、アフリカ、ラテンアメリカ市場に加え、日本への輸出も視野に入れています。また、タイ国内での初年度販売目標は5,000台に設定されており、その人気が伺えます。
新型ランドクルーザーFJの販売価格は126万9,000バーツ(約635万円)から。バンコク国際モーターショー2026は、インパクト・ムアントンタニのチャレンジャーホール1-3で、2026年3月25日から4月5日まで開催されています。
Thai-Picks View
タイでは、政府が積極的にEV(電気自動車)製造を支援し、環境に配慮した産業への転換を進めています。しかし、今回のランドクルーザーFJの爆発的な人気は、タイ市場におけるSUVや実用性の高い車両への根強い需要を浮き彫りにしています。特に地方では悪路も多く、また大家族での移動やレジャー用途で、頑丈で信頼性の高いオフロード車が依然として重宝される傾向があります。ランドクルーザーブランドの「高品質、耐久性、性能」というイメージが、タイの消費者にとって非常に魅力的であることを示していますね。
もしバンコクを訪れる機会があれば、インパクト・ムアントンタニの会場でこのようなイベントを体験するのも一興です。タイの自動車市場の熱気を感じられるでしょう。また、普段の生活でも、街中や高速道路で様々なタイプのピックアップトラックやSUVが多く走っているのを目にするはずです。耐久性を重視するタイの人々のライフスタイルを垣間見ることができます。タイの友人との会話のネタにも、「タイでランドクルーザーFJが大人気なんだって!」と話せば、きっと盛り上がるはずですよ。
- インパクト・ムアントンタニ (IMPACT Muang Thong Thani): バンコク郊外にある大規模国際展示場。モーターショーや様々なイベントが開催されます。最寄り駅はMRTイムパック駅(予定)。
- アユタヤ (Ayutthaya): 歴史公園など、SUVでドライブを楽しむのに適した近郊の観光地。バンコクから車で約1時間半。