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タイ・バンコク、ソンクラーン経済効果に期待!300億バーツの観光収入見込み

By編集長

3月 26, 2026
出典:元記事

タイ・バンコクで開催される今年のソンクラーンでは、300億バーツ(約1500億円)の観光収入が見込まれており、政府観光庁(TAT)はアジア市場の好調に大きな期待を寄せています。中東情勢やエネルギーコスト上昇への懸念があるものの、各地で大規模な水かけ祭りが予定されており、特にアジア圏からの旅行客の需要が堅調です。Bangkok Postが報じたところによると、TATはこの予測に自信を示しています。

この記事の要約

  • タイ政府観光庁(TAT)は、今年のソンクラーンで約300億バーツ(約1500億円)の観光収入を見込んでおり、前年比6%増を目指しています。
  • 中東情勢の影響が懸念される中、アジア市場からの短期旅行者の需要が特に強く、チャーター便への補助金継続で誘致を強化しています。
  • バンコクのベンジャキティ公園を主会場に、タイ全土で大規模な水かけ祭りなどのイベントが開催され、盛大な観光客誘致が計画されています。

ソンクラーン「水かけ祭り」への熱い期待

タイ政府観光庁(TAT)のタパニー・キアッパイブーン総裁は、2026年の「マハ・ソンクラーン・ワールド・ウォーター・フェスティバル」期間中、国内外からの観光客により総額304億バーツ(約1520億円)の観光収入を予測していると述べました。これは前年比6%増という目標です。エネルギーコストの上昇といった懸念材料があるものの、TATは全国的な祝賀イベントを推進する方針で、特にバンコクでは4月11日から15日まで、ベンジャキティ公園と旧タバコ工場跡地をメイン会場に大規模な祭りが開催されます。

地方と首都バンコクでの多彩なイベント

タパニー総裁によると、長距離移動を避けたい旅行者のために、北部ではほぼ全ての県で10のイベントが支援され、東部で5つ、東北部で8つ、南部で4つのイベントが予定されています。また、バンコク市内でも民間セクターやバンコク都庁が主催する11の追加イベントが開催されます。長年の人気を誇るシーロム通りでの水かけ祭りだけでなく、近年注目を集めるソンワット通りなど、新たなスポットでの楽しみ方も提案されています。

アジア市場からの需要と今後の動向

TATは先週、10の民間観光団体との協議を経て、特にアジアからのチャーター便に対する補助金プログラムを延長することで、外国人観光客の需要維持を支援することに合意しました。中東情勢の緊張が高まる中でも、先週は短期旅行市場からのタイへの訪問客が対前週比15%増を記録しました。ラマダン明けのイード・アル=フィトル祭を終えたマレーシアやインドネシアといった近隣イスラム諸国からの旅行者がタイ旅行を始めていることが背景にあります。

3月22日時点のデータでは、マレーシア市場が週次で74%増と最も高い伸びを示しましたが、年間到着数では137万人を記録した中国市場に次ぐ2位の85万4438人となっています。TATのアジア太平洋地域国際マーケティング担当副総裁パタラアノン・ナ・チェンマイ氏は、中東紛争勃発前にすでに予約が完了していたため、4月のアジア市場からの予約は依然として好調であると述べました。しかし、TATは情勢が短期旅行者の意思決定に影響を与えるかどうかを評価するため、5月の新規予約状況を注視しています。

同庁には、チャーター便、定期便、インセンティブグループへの補助金を提供する「サマーブラスト」プログラムから1億7000万バーツ(約8億5000万円)の予算が残っており、新たな政府が発足するまでの間、この資金をチャーター便スキームの支援に充てる計画です。

Thai-Picks View

タイのソンクラーンは単なるお祭りではなく、タイの旧正月を祝う最も重要な文化イベントです。特に、全国規模で盛り上がる「マハ・ソンクラーン・ワールド・ウォーター・フェスティバル」は、タイ政府が観光振興に力を入れている証拠でもあります。近年、アセアン諸国との観光連携を強化し、周辺国からの旅行者を積極的に誘致しているため、タイ人だけでなく、多国籍な人々が水かけ祭りを一緒に楽しむ光景は日常的になっていますね。この時期にタイを訪れると、街中が活気に満ち溢れ、人々の笑顔でいっぱいになるのが印象的です。

ソンクラーン期間中にタイ旅行を計画するなら、水かけ祭り以外の魅力もぜひ体験してほしいです。バンコクではシーロム通りやカオサンロードが有名ですが、今回報じられているソンワット通り周辺は、古き良き街並みが残り、おしゃれなカフェやギャラリーが増えている注目エリア。また、寺院を訪れて新年のお参りをしたり、地元の市場でタイ料理の屋台巡りをするのもおすすめです。現地のタイ人スタッフや友人と「今年はどこで水かけをする?」なんて雑談するのも、この時期ならではの楽しい交流ですよ。

  • シーロム通り:バンコク屈指のオフィス街がソンクラーン期間中はお祭り会場に。BTSサラデーン駅/MRTシーロム駅からすぐ。
  • ソンワット通り:チャイナタウン近くの歴史ある通り。新旧が融合したカフェやショップが点在。MRTワットマンコン駅から徒歩圏内。
  • ベンジャキティ公園:広い敷地を持つ都市公園で、湖と高層ビル群のコントラストが美しい。MRTクイーンシリキット・ナショナル・コンベンション・センター駅直結。

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