【パタヤ】コンテンツ制作と称して偽の米ドル紙幣を配布したインド人2人が、当地で悪質な詐欺行為に及んでいたことが判明しました。観光客を狙った偽札詐欺事件がパタヤで発生し、Khaosodがこの事件の詳細を報じました。知らずに偽札を受け取ってしまうと、思わぬ法的リスクに直面する可能性があります。
この記事の要約
- パタヤで、アラブ系富豪の服装をしたインド人2人が、コンテンツ制作と称して偽の100米ドル紙幣を配布しました。
- 最初はタイバーツ100バーツ(約500円)を渡し、撮影後に回収し偽ドル紙幣を渡す手口でした。
- 偽札の使用は法律に触れる可能性があり、警察が市民に注意を呼びかけています。
偽ドル配布詐欺事件の概要
2026年3月27日、パタヤを訪れていたSNSユーザーがFacebookに投稿した情報により、この詐欺事件が明るみに出ました。投稿によると、アラブ系富豪のような服装をした外国人グループが、一般市民、特に子供たちに対して金を配り、その様子を撮影するコンテンツを作成していたとのことです。しかし、彼らが配ったとされる100米ドル紙幣は偽札である可能性が高いとされ、受け取った市民や子供たちが知らずに両替しようとして、危うく法的な問題に巻き込まれそうになる事態が発生しました。
撮影と引き換えに偽札を渡す手口
Khaosodの記者がチョンブリー県バーンラムン郡ノンプルー区パタヤ・セカンドロードにあるランウェイ・マーケットに聞き込みを行ったところ、現地商人のエークさん(仮名)から詳しい情報が得られました。エークさんの証言によれば、2人のインド人男性がギョウザ店付近で子供を抱いた女性を見つけ、コンテンツ撮影のために、まず本物のタイバーツ100バーツ(約500円)を子供に渡しました。撮影が終わると、その100バーツを回収し、代わりに100米ドルの紙幣を子供の母親と妹に手渡したのです。受け取った人々はそれが本物の米ドルだと思い込み、大いに喜んだといいます。
しかし、その後、この米ドル紙幣を受け取った複数の露天商が両替しようとしたところ、「COPY」という文字が印刷された偽札であることが判明し、両替を拒否されました。この手口は、特に不慣れな外国人観光客や、金銭の真贋を見分けるのが難しい人々をターゲットにしていると考えられます。
タイ滞在中の観光客への注意喚起
タイ滞在中の日本人観光客の皆様も、このような詐欺被害に遭わないよう最大限の注意を払う必要があります。偽札を意図せずに使用したり交換したりした場合でも、法律違反に問われる可能性があります。見知らぬ人から金銭を受け取る際は、その真贋を慎重に確認し、特に高額な紙幣には十分な注意が必要です。また、不審な撮影依頼や金銭の授受を求められた場合は、きっぱりと断る勇気も重要です。
Thai-Picks View
パタヤは美しいビーチや活気あるウォーキングストリートで知られ、世界中から多くの観光客が訪れる人気の観光地です。今回の偽札詐欺のような事件は残念ながら起こり得ますが、これらはごく一部の犯罪行為であり、都市全体の治安が劇的に悪化しているわけではありません。タイの消費者当局や警察は、このような不正行為に対して監視を強めており、過度な心配は不要です。しかし、見知らぬ人からの金銭の授受や、少しでも怪しいと感じる状況には、常に警戒心を持つことが賢明です。
念のためこれだけ注意しておきましょう。第一に、見知らぬ人から金銭を受け取る際は、金額の大小に関わらず必ず真贋を確認すること。第二に、公共の場で現金や貴重品を安易に露出しないこと。第三に、不審な撮影依頼や儲け話には乗らないよう、きっぱりと断る姿勢が重要です。
- ツーリストポリス:1155
- 在タイ日本国大使館(代表):02-207-8500