アユタヤ発、首相流行語ヘアスタイルがSNSで話題に

By編集長

3月 28, 2026
出典:元記事

アユタヤで首相の流行語を刻んだヘアスタイルがSNSで話題沸騰、そのユニークな発想が多くの注目を集めています。タイの地方都市で生まれたこのトレンドは、現代の社会情勢を反映しているとKhaosod Englishが報じています。

この記事の要約

  • アユタヤの理髪店が、タイ首相にまつわる流行語「too rich to handle(手に負えないほど金持ち)」を顧客の髪に彫り込み、SNSで拡散されました。
  • このユニークなヘアスタイルは、燃料価格の高騰など社会情勢への風刺と見られ、若者を中心に大きな反響を呼んでいます。
  • 顧客は首相のファンであり、このフレーズを象徴的な表現として頭に刻むことを希望したと理髪店の店主が明かしました。

新しいヘアタトゥーが社会現象に

タイ中部アユタヤ県で、ある理髪店が顧客の髪に「too rich to handle(手に負えないほど金持ち)」というフレーズを彫り込んだヘアスタイルが、ソーシャルメディアで急速に拡散され、大きな話題となっています。このフレーズは、タイの首相に関連する流行語であり、現在の社会情勢に対する風刺的な意味合いを持つとされています。このニュースは2026年3月27日にKhaosod Englishによって報じられました。

アユタヤの老舗理髪店「ハイ・ホアン」に注目

報道によると、アユタヤ県ウタイ地区のコックチャーン市場にある「ハイ・ホアン バーバー(Hai Huang Barber)」を記者が訪れました。この理髪店では、隣のアントーン県からこの特定のヘアスタイルを求めてやってきた常連客がいたことが明らかになりました。店主のウォンウィセット・メンクライさん(53歳)は、顧客が事前に予約し、最近オンラインで人気を集めているこのフレーズを明確に要求したと話しています。

ウォンウィセットさんは「顧客は首相のファンで、このフレーズがとても気に入っているため、象徴的な表現として頭に刻みたかったと言っていました」と述べ、顧客も仕上がりに満足している様子だったと付け加えています。

燃料高騰が背景?広がるポップカルチャー

この一見奇妙なアイデアは、単なるヘアスタイルを超えて、現在のタイの社会動向、特に燃料価格高騰を巡る議論が活発な中で広く議論されているフレーズを反映しているとウォンウィセットさんは指摘しました。このヘアカットの動画は、ソーシャルメディアで瞬く間に拡散され、数多くの視聴回数とコメントを集め、理髪店に大きな注目を集めています。

タイでは、政治的なメッセージや社会現象がファッションやアートを通じて表現されることが珍しくありません。特に若者世代は、SNSを介してこのような新しいトレンドやメッセージを急速に共有し、拡大させる傾向にあります。今回のヘアスタイルも、その一例として社会に深く浸透していると言えるでしょう。

Thai-Picks View

タイでは、社会経済的な不平等や特定のエリート層への権力集中に対する国民の不満が、しばしばポップカルチャーやSNSを通じて表現されます。今回の「手に負えないほど金持ち」というフレーズを髪に彫り込む行為も、燃料価格の高騰といった経済的な諸問題が広がる中で、政治的なメッセージと社会トレンドが融合した、まさに今のタイを象徴する出来事と言えるでしょう。ソーシャルメディアが若者を中心に多文化的なコミュニケーションの場となっているため、このようなユニークな表現が瞬く間に広がり、議論を呼ぶのはタイの日常風景の一部なのです。

アユタヤを訪れる機会があれば、コックチャーン市場周辺を散策してみるのもおすすめです。ローカル感あふれる市場の雰囲気を感じながら、タイの人々がどのような日常を送っているかを肌で感じることができます。もしかしたら、この理髪店のように、思わぬ社会トレンドの発信地に出会えるかもしれませんね。タイ人との会話のきっかけとして「最近流行ってるヘアスタイル見た?」なんて話題を振ってみるのも面白いかもしれません。

  • ハイ・ホアン バーバー(Hai Huang Barber): アユタヤ県ウタイ地区コックチャーン市場内
  • ワット・マハタート: アユタヤ歴史公園内。有名な仏頭が木の根に包まれた神秘的な寺院。
  • アユタヤ水上マーケット: タイの伝統的な水上マーケットの雰囲気を楽しめる観光スポット。

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