ナコンラチャシマ列車事故、遺族へ補償金177万バーツ

この記事の要約
- 2026年1月17日、タイのナコンラチャシマ県シーキュー郡で発生した高速鉄道建設用クレーン崩壊事故で、犠牲者1人あたり177万3,000バーツの補償金が支払われることが発表されました。
- 事故現場では、家族を失った遺族が故人の冥福を祈るとともに、事故が単なる不幸ではなく関係者の過失によるものとして、徹底的な責任追及と厳罰を強く求めています。
- マハラート・ナコンラチャシマ病院の遺体安置所では、DNA鑑定による身元確認が続き、これまでに21体の遺体が家族に引き渡されましたが、依然として多くの遺族が深い悲しみに包まれています。
ナコンラチャシマ高速鉄道クレーン崩壊事故、犠牲者へ高額補償金と遺族の悲痛な訴え
2026年1月17日、タイ東北部のナコンラチャシマ県シーキュー郡で、高速鉄道建設現場のクレーンが走行中の列車に崩壊する痛ましい事故が発生しました。
この事故により多数の死傷者が出たことを受け、ナコンラチャシマ県は、犠牲者1人あたり合計177万3,000バーツ(約740万円)の手厚い補償金が支払われることを明らかにしました。
しかし、遺族は事故を単なる不幸な出来事と捉えず、関係者の重大な過失が原因であるとして、現場での追悼とともに責任者の厳罰を求める声を上げています。
事故現場での追悼と遺族の怒り
過失を訴える親族
事故発生から間もない1月17日、高速鉄道建設用クレーンが崩壊し列車を直撃したナコンラチャシマ県シーキュー郡の事故現場には、犠牲となった3人家族の親族が訪れました。
彼らは現場で線香をたむけ、愛する人々の冥福を祈るとともに、今回の悲劇が単なる事故ではなく、明らかな過失によって引き起こされたものであると強く主張しました。
「無実の多くの人々が命を落としたのは、過失によるものだ。関係者は責任を負い、刑務所に入るべきだ」と、深い悲しみと怒りの中で関係者の徹底的な責任追及を求めました。
現在、3人の遺体は正式な身元確認のため、DNA鑑定と身元照合が行われています。
鑑定が完了次第、遺族は遺体を引き取り、シーサケート県で葬儀を執り行う予定です。
悲しみに包まれる遺体安置所
DNA鑑定を待つ家族
ナコンラチャシマ県マハラート・ナコンラチャシマ病院の遺体安置所には、事故の犠牲となった人々の遺族がひっきりなしに訪れています。
多くの遺体は身元確認のためDNA鑑定の結果を待っており、例えば結婚30周年を記念してアムナートチャルーン県のノンパーポン寺院へ巡礼に向かう途中だったグリアンサック・プットポーン氏とワンタニー・プットポーン夫人の夫婦も、この事故で命を落としました。
彼らの子供たちは両親の遺体を引き取るため病院で待機しており、特に娘は両親の写真を抱きしめて涙を流し続ける姿が、周囲の人々の心を打ちました。
これまでに、この事故による犠牲者のうち21人の遺体が、親族によって引き取られています。
犠牲者への手厚い補償措置
1人あたり177万3,000バーツの内訳
ナコンラチャシマ県防災軽減事務所は、今回のクレーン崩壊事故で犠牲となった人々に対し、1人あたり177万3,000バーツの補償金が支払われると公表しました。
この補償金は複数の機関からの拠出によって構成されており、その内訳は以下の通りです。
- 王室からの弔慰金:20,000バーツ
- タイ国鉄:340,000バーツ
- 首相府災害被害者支援基金:50,000バーツ
- 損害保険金:1,000,000バーツ
- 被害者補償法に基づく費用:200,000バーツ
- ラチャプラチャヌクロ基金:10,000バーツ
- 県社会開発・人間安全保障事務所:3,000バーツ
- イタリアン・タイ・デベロップメント社(建設会社):150,000バーツ
このように、各方面からの支援により、犠牲者の遺族には手厚い経済的支援が提供されることになります。
引用元:
https://www.prachachat.net/general/news-1952240
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