2026年3月30日、タイ国内の主要ガソリンスタンドで燃料価格が発表されました。国民の生活に直結するこの情報について、タイの主要メディアKhaosodの報道を基に、最新のガソリンおよびディーゼル価格の詳細をお伝えします。
この記事の要約
- 2026年3月30日時点のタイ主要5社の燃料価格を速報します。
- PTT、バンチャーク、PT、シェル、カルテックスのガソリンとディーゼル価格を比較。
- 政府のエネルギー政策と燃料価格変動の背景について解説します。
タイ国内主要5社の最新燃料価格
エネルギー政策計画局(EPPO)、エネルギー省の報告によると、2026年3月30日現在の主要5つのガソリンスタンドにおける燃料価格は以下の通りです。
PTT(3月30日)
- ガスソホール95:41.05バーツ/リットル(約205円)
- ガスソホールE20:36.05バーツ/リットル(約180円)
- ガスソホールE85:32.79バーツ/リットル(約164円)
- ガスソホール91:40.68バーツ/リットル(約203円)
- ガスソホール95プレミアム:52.04バーツ/リットル(約260円)
- ベンジン95:49.64バーツ/リットル(約248円)
- ディーゼル:38.94バーツ/リットル(約195円)
- ディーゼルプレミアム:54.64バーツ/リットル(約273円)
バンチャーク(3月30日)
- ガスソホール95:41.05バーツ/リットル(約205円)
- ガスソホールE20:36.05バーツ/リットル(約180円)
- ガスソホールE85:32.79バーツ/リットル(約164円)
- ガスソホール91:40.68バーツ/リットル(約203円)
- ガスソホール95プレミアム:57.54バーツ/リットル(約288円)
- ディーゼル:38.94バーツ/リットル(約195円)
- ディーゼルプレミアム:56.84バーツ/リットル(約284円)
PT(3月30日)
- ガスソホール95:41.05バーツ/リットル(約205円)
- ガスソホールE20:36.05バーツ/リットル(約180円)
- ガスソホール91:40.68バーツ/リットル(約203円)
- ベンジン95:50.14バーツ/リットル(約251円)
- ディーゼル:38.94バーツ/リットル(約195円)
シェル(3月30日)
- ガスソホール95:41.55バーツ/リットル(約208円)
- ガスソホールE20:36.55バーツ/リットル(約183円)
- ガスソホール91:40.93バーツ/リットル(約205円)
- ガスソホール95プレミアム:49.84バーツ/リットル(約249円)
- ディーゼル:38.94バーツ/リットル(約195円)
- ディーゼルプレミアム:57.84バーツ/リットル(約289円)
カルテックス(3月30日)
- ガスソホール95:41.05バーツ/リットル(約205円)
- ガスソホールE20:36.05バーツ/リットル(約180円)
- ガスソホール91:40.68バーツ/リットル(約203円)
- ベンジン95:57.51バーツ/リットル(約288円)
- ディーゼル:38.94バーツ/リットル(約195円)
- ディーゼルプレミアム:56.84バーツ/リットル(約284円)
価格変動の背景とタイのエネルギー政策
タイの燃料価格は、国際市場の動向と国内のエネルギー政策によって大きく左右されます。タイは国内で自らガスを生産する一方、国営石油公社PTTが液化天然ガス(LNG)をマレーシアやカタールから主に長期契約で輸入し、火力発電の燃料や一般燃料として供給しています。そのため、国際的な燃料価格の上昇は、タイ国内の燃料価格にも直接的な影響を与えます。
また、タイ政府はこれまで石油基金からの補助金を充当することで、燃料価格を割安に保つ努力をしてきました。しかし、この補助金は政府の財政に負担をかけるため、持続的な価格抑制は難しい状況にあります。市場連動型の価格設定が基本であるため、国際的な燃料価格の変動が料金に反映されやすい特性があります。
主要燃料の種類と環境への取り組み
タイで提供される燃料には、様々な種類があります。一般的なベンジン95のほか、エタノール混合ガソリンであるガスソホールE20やE85が広く普及しています。これらはバイオ燃料の一種であり、タイ政府は環境負荷の低減とエネルギー自給率の向上を目指し、バイオ燃料の普及に注力しています。
特に、バイオディーゼル油は知名度が高いものの、現状での普及率はまだ低いとされています。バイオ燃料はガソリンやディーゼル燃料と比較してコストが高い傾向にあるため、普及には経済的な課題も伴います。しかし、持続可能な航空燃料(SAF)など、将来的なクリーンエネルギーへの移行に向けた研究開発も進められており、タイのエネルギー産業は変革期を迎えています。
Thai-Picks View
タイの燃料価格は、国営石油公社PTTが供給を担い、国内生産とLNG輸入に依存している構造が背景にあります。政府の石油基金による補助金で価格が維持されているものの、国際原油価格の変動に大きく左右される市場連動型である点が構造的課題です。また、バイオ燃料の普及も進めているものの、コストが高い現状も背景にあります。
在住日本人の生活への影響としては、燃料価格は直接的に交通費や物流コストに影響し、結果的に物価上昇につながる可能性があります。特に、自家用車やバイクを利用する方は、給油の際に価格を意識する必要があるでしょう。定期的な価格チェックと、可能であれば燃費の良い運転を心がけることが、生活防衛策となります。