タイ、ゴミ焼却場火災多発の警鐘

※この記事のメイン画像はAIによって生成されたイメージです。
この記事の要約
- タイ環境汚染規制局は、乾季に入る1月から2月にかけて、全国でゴミ焼却場火災のリスクが高まるとして警鐘を鳴らしました。
- 2025年1月から5月にかけて、全国で合計150件のゴミ焼却場火災が発生しており、特に北部と東北部で多発しています。
- これらの火災は、PM2.5を含む有害物質や発がん性物質を発生させ、大気汚染や水質汚染を引き起こし、住民の健康に深刻な影響を与えます。
タイでゴミ焼却場火災の危険が高まる
タイ環境汚染規制局のスリン・ウォーラキットタムロン局長は、1月から2月にかけてタイの気候が乾燥すること、そして3月から5月にかけて本格的な夏期に入ることから、ゴミ焼却場での火災リスクが非常に高まると発表しました。
特に、不適切なゴミ管理がされている場所、大量のゴミが蓄積されている場所、または野焼きが行われる農地に近い場所で火災の危険性が高まると指摘されています。
2025年には全国で150件の火災が発生
環境汚染規制局の統計によると、2025年1月から5月の期間に、全国で合計150件のゴミ焼却場火災が発生しました。
地域別では、北部と東北部がそれぞれ45件で最も多く、次いで中部が26件、東部が24件、南部が6件、西部が4件となっています。
火災が最も頻繁に発生した県は、ランプーン県、ウボンラチャタニ県、チェンマイ県、チェンライ県、チャイヤプーム県、コーンケン県です。
深刻な環境と健康への影響
ゴミ焼却場火災は、環境および住民の健康に深刻な影響を及ぼします。不完全燃焼により、PM10やPM2.5などの微小粒子状物質に加え、一酸化炭素、二酸化窒素、二酸化硫黄、塩化水素、ホルムアルデヒドといった様々な有毒ガスが発生します。
さらに、ダイオキシンやフランといった発がん性物質も生成されます。消火活動による汚水が公共の水源に流れ込み、水質汚染を引き起こし、水生生物や周辺生態系にも悪影響を与える可能性があります。
火災予防と監視のための対策
2026年1月から5月のゴミ焼却場火災のリスクを軽減するため、環境汚染規制局は関係機関、特に地方自治体およびゴミ焼却場の所有者や管理者に以下の予防・監視措置を厳格に実施するよう要請しています。
- ゴミを土や適切な被覆材で定期的に覆うこと。
- ゴミ焼却場内での喫煙、焚き火、ゴミの焼却を厳禁とすること。
- 部外者が貴重品目当てにゴミを漁ったり、焼却したりするのを防ぐこと。
- 特に酷暑期間中は、継続的な巡回と監視を行うこと。
- 防災・減災機関、公衆衛生・環境機関が火災鎮圧のための設備、工具、水源を準備し、いつでも対応できるよう備えること。
異常を発見したら速やかに報告を
住民や職員が、焦げた匂い、ゴミの層から立ち上る熱い水蒸気、異常な煙、またはゴミ焼却場での火災を発見した場合は、直ちに地方自治体、県防災・減災事務所、および地域の環境機関に通報するよう求めています。
これにより、迅速な状況の抑制と、環境および住民の健康への影響を最小限に抑えることが可能になります。
ゴミ焼却場火災の防止は、政府機関だけの任務ではなく、環境安全と持続可能な住民の生活の質を確保するため、あらゆる部門からの協力が必要です。
引用元:
https://www.prachachat.net/general/news-1953167
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