ニパウイルスRT-PCR検査8時間で判明

※この記事のメイン画像はAIによって生成されたイメージです。

この記事の要約

  • タイ医療科学局は、ニパウイルスのRT-PCR検査を8時間で結果判定可能と発表しました。
  • ニパウイルスは動物から人へ、また人から人へ体液を介して感染する可能性が指摘されています。
  • 現在のところタイ国内での感染報告はなく、予防と早期診断の重要性が強調されています。

ニパウイルスの検査体制

2026年1月25日、タイ公衆衛生省医療科学局のサラウット・ブンスック局長は、ニパウイルスのRT-PCR検査体制が整っており、検体受領後8時間以内に結果を報告できると発表しました。

ニパウイルスの感染経路と症状

ニパウイルス感染症は、フルーツコウモリ、特にオオコウモリなどの動物から人へ感染する人獣共通感染症です。また、コウモリから感染した豚、馬、猫、ヤギ、羊などの動物を介しても感染します。さらに、患者の血液や唾液などの体液に触れることで、人から人への感染も確認されています。

このウイルスは、1998年にマレーシアのニパ村で初めて大規模な感染が確認され、その地名がウイルスの由来となりました。現在、インドでは感染者の報告がありますが、タイ国内での感染報告はまだありません。

感染した場合、潜伏期間は通常4~14日ですが、最長で1ヶ月に及ぶこともあります。初期症状は高熱、頭痛、筋肉痛、吐き気、嘔吐などインフルエンザに似ています。呼吸器症状や脳炎、めまい、歩行失調、嗜眠、錯乱、痙攣、眼球運動異常、四肢のけいれんなどの神経症状が現れる場合もあり、重症化すると死亡に至る可能性もあります。

検査方法と予防策

医療科学局内の公衆衛生科学研究所は、国内の疾病診断における参照検査機関として、高感度かつ高特異的なリアルタイムRT-PCR法によるニパウイルスの診断検査に対応しています。血液、喉と鼻の分泌物、脳脊髄液、尿など複数の種類の検体から検査が可能で、少なくとも2種類の検体を採取し、検体受領後8時間以内に結果を報告できます。

現在、ニパウイルス感染症に対する特異的な治療薬やワクチンは存在せず、対症療法が中心となります。そのため、市民は感染源となる動物や媒介動物との接触を避け、果物を食べる前には必ずきれいに洗い、動物やその肉、死骸に触れた後は石鹸で手を洗うなどの予防策を徹底することが推奨されています。特にコウモリ、豚、馬、猫、ヤギ、羊などとの接触には注意が必要です。

疑わしい場合の連絡先

発熱があり、動物との接触歴がある、または疑わしい果物を摂取した、あるいは流行地域から帰国したなどのニパウイルス感染が疑われる患者については、病院から医療科学局のノンタブリー県にある公衆衛生科学研究所の検査分析調整・疾病監視センターに検体を送付し、詳細を問い合わせることができます。連絡先は、電話 02-951-1485 または 02-951-0000 (内線98340) です。

引用元:
https://www.khaosod.co.th/around-thailand/news_10111482

#ニパウイルス #ニパウイルス 感染 #ニパウイルス 症状 #人獣共通感染症 #コウモリ

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です