タイ株が調整局面、高PERに警戒

※この記事のメイン画像はAIによって生成されたイメージです。

この記事の要約

  • タイ株は本日1,425〜1,450ポイントの範囲で調整局面を迎える見込みです。
  • 米国のテック株低迷と政治の安定が資金流入を促す一方で、PERの高さには警戒が必要です。
  • 原油安の恩恵を受ける航空・電力株や出遅れ株に投資妙味があります。

本日のタイ株市場予測

Pi証券(パイ証券)によると、本日(2月13日)のタイ証券取引所(SET)指数は、1,425~1,450ポイントの範囲で推移すると予想されています。強い上昇後の利益確定売りと原油価格の下落が、エネルギーセクターへの圧力となる可能性があります。

市場環境と留意点

現在のタイ株の状況は、米国のハイテク株がアンダーパフォームした2022年に似ており、当時はタイ株市場への資金流入が明確に見られました。今年は政治的安定が支援要因となっていますが、SET指数が上昇したことで、PERが約15倍と高水準に達しているため、注意が必要です。Pi証券は、出遅れ株や原油価格下落の恩恵を受ける銘柄(航空会社、発電所など)に投機的な投資を推奨しています。

米国経済指標と世界市場への影響

今夜発表される米国の消費者物価指数(CPI)は、ブルームバーグのコンセンサス予測で前年比2.5%と見込まれています。もし予測を下回れば、世界中の株式市場に追い風となるでしょう。昨夜発表された米国の新規失業保険申請件数は22.7万件と、市場予測の22万件を上回りました。投資家はこれに対しさほど反応しませんでしたが、ほぼすべての資産(金、アップル(AAPL)、アマゾン(AMAZON)、エヌビディア(NVIDIA)といった株)が売却され、債券に資金が移動する「リスクオフ」の兆候が見られました。これは、AIやクラウドへの投資収益に対する投資家の不確実性を反映している可能性があります。短期的にはタイのデルタ(DELTA)株に下押し圧力となる見込みです。

国内要因と投資戦略

国内には新たな材料はなく、投資家はプームチャイタイ党を軸とした新政権の樹立動向を注視しています。複数の政党との協議が進められており、最終的には政権が樹立されると予想されています。投資戦略としては、海外からの資金流入という好材料があるものの、フォワードPERが15倍に達しているため、過度な楽観は禁物です。リスク許容度が低い投資家は、利益を徐々に確定していくべきです。リスク許容度が高い投資家は、原油安の恩恵を受けるセクター(航空会社:エーエーヴイ(AAV)、ビーエー(BA)、発電所:ビーグリム(BGRIM)、ジーピーエスシー(GPSC))や、出遅れている銘柄(ビービーエル(BBL)、ケーバンク(KBANK)、ビーイーエム(BEM)、エーピー(AP)、ケーティービー(KTB)、ビーシーエイチ(BCH)、エイチエムプロ(HMPRO)など)に投機的な投資を行うと良いでしょう。

タイ株の強さと背景

昨日のタイ株式市場は2.1%の大幅上昇を見せ、外国人投資家は105億バーツもの買い越しを記録し、年初来の買い越し額は累計約470億バーツに達しました。これは、経済成長の低迷や構造的な課題に直面している現状と矛盾するようにも見えます。しかし、現在の状況は2022年に米国のハイテク株が金利要因で低迷した際、タイ株に資金が継続的に流入し、SET指数が米国株をアウトパフォームした状況に類似している可能性があります。2022年と異なるのは、現在のタイ政治が比較的安定している点です。このことから、ハイテク株が変動する状況において、タイが優れた資金の避難先となっている可能性が考えられます。

Thai-Picks View

現在の市場は政治的安定と資金流入で支えられていますが、PERの高騰には警戒し、今後は原油価格や国際的な金融政策の動向が鍵となるでしょう。投資家は高PER銘柄への深追いを避け、割安な優良株や原油安メリット株に注目すべきです。関連記事を詳しく読む(外部サイト)

引用元:
https://www.prachachat.net/finance/news-1964264

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