EECデータセンターへ電力供給準備完了

※この記事のメイン画像はAIによって生成されたイメージです。
この記事の要約
- タイのエネルギー省は、EEC(東部経済回廊)地域におけるデータセンターの急速な成長を支援するため、送電システムの能力向上を積極的に進めています。
- タイ発電公社(EGAT)のパンソン変電所では、既に作業が順調に進展し、一部で電力供給を開始しており、最終的な整備は2027年初頭までに完了する予定です。
- この取り組みは、電力需要の高いデータセンター分野への投資を促進し、地域全体の安定した電力供給を確保することで、投資家グループへの信頼醸成を図るものです。
EECでの送電網強化、データセンターを支援
タイのエネルギー省は、EEC(東部経済回廊)地域でのデータセンター産業の急速な成長に対応するため、送電システムの能力向上に注力しています。エネルギー省のプラサート・シンスタックプラサート事務次官は、2026年2月13日、チョンブリー県のパンソン高圧変電所を視察し、タイ発電公社(EGAT)による送電網増強作業の進捗状況を確認しました。これは、エネルギー省の「クイック・ビッグ・ウィン」政策に沿ったもので、データセンターのような大規模電力利用者を支援することを目的としています。作業は順調に進展し、既に一部で電力供給を開始しています。
パンソン変電所での増強計画
EGATの送電システム開発担当副総裁、ティーラウット・ウェタタム氏によると、パンソン高圧変電所の送電システム能力向上プロジェクトは、国家経済社会開発評議会(NESDC)の承認を得て実施されています。これは、EGATの大規模電力利用者(LPLC)向け長期投資計画の一環であり、EEC地域における電力供給を十分かつ安定的に強化し、政府の産業投資促進政策を支えるものです。特に、電力消費量の多いテクノロジー産業、中でもデータセンター向けに、緊急で合計1,150 MWの電力増強が計画されています。具体的には、地方電力公社(PEA)への供給ポイントが3箇所増設されます。これには、ラヨン2変電所(150 MW)、パンソン変電所(250 MW)、およびパンソン2変電所(一時的、250 MW)が含まれます。また、プルアックデーン変電所では350 MW、サッタヒープ1およびサッタヒープ2変電所では合計150 MWの変圧器増設による電力容量強化も実施されます。
電力供給強化の進捗と今後の予定
EGATは、既にラヨン2変電所の電力供給ポイントの増設を完了しています。パンソン変電所とパンソン2変電所(一時的)については、それぞれ2026年2月と2026年12月までに電力供給準備が完了する予定です。プルアックデーン変電所での変圧器増設は、2027年第1四半期までに完了する見込みです。
政府の取り組みと投資家への影響
今回の視察は、タイ政府、特にエネルギー省がタイの送電システムの能力向上を重視していることを強く示しています。これは、大量の電力を必要とするデータセンターグループの需要に備え、投資家グループへの信頼醸成を図り、地域全体の電力需要を十分かつ安定的に満たすことを目的としています。
Thai-Picks View
この送電網強化は、タイのEEC地域におけるテクノロジー産業、特にデータセンター投資をさらに加速させるでしょう。日本企業は、このインフラ整備を機に、タイでのデータセンター事業や関連ITサービスの展開を検討すべきです。関連記事を詳しく読む(外部サイト)
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引用元:
https://www.prachachat.net/economy/news-1964601
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