タイ金価格、旧正月控え7.38万~7.42万バーツで軟調推移

※この記事のメイン画像はAIによって生成されたイメージです。
この記事の要約
- タイの金価格は1バーツあたり73,800~74,200バーツの狭い範囲で推移しており、テクニカル的には上昇トレンドにあるものの、重要な抵抗線突破には追加の材料が必要です。
- 旧正月期間中の中国市場休場や米国市場の早期閉場により、取引量が減少し、価格が変動しやすくなる可能性があります。
- 強固なバーツ通貨が国内金価格の上昇を抑制している一方で、国際的な地政学リスクは金価格を押し上げる要因となり得ます。
タイ金価格の週間見通し:狭いレンジでの推移
株式会社レンホン・コモディティーズは、今週のタイの金価格が金1バーツあたり73,800~74,200バーツの狭い範囲で推移すると予測しています。次のサポートラインは73,300バーツ付近と見られています。同社の最高執行責任者であるパトリン・ワチラカパン氏は、2026年2月16日から20日の週にかけて、テクニカル的には明確な上昇トレンドにあるものの、国際市場での重要な抵抗線である1オンスあたり5,100米ドルを突破するにはさらなる支援要因が必要だと述べました。
国際金市場の動向と要因
先週の国際金価格は、5,100米ドルの抵抗線を突破できず、狭い範囲での推移が続きました。一時的に売圧に押される場面もありましたが、最終的には5,000米ドルを上回る水準を維持し、買い意欲が市場を支えていることが示されました。特に先週木曜の夜には、米国テクノロジー株の大量売却により、金価格は100ドル以上も下落しました。これに伴い、投資資金は米国債へとシフトし、暗号通貨や金を含む他のリスク資産も下落圧力にさらされました。しかし、その翌日に発表された米国の消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことで、市場はポジティブに反応し、金価格は急速に5,000米ドル超えを回復しました。
短期的な価格予測と投資戦略
パトリン氏によると、短期的な価格変動において、重要な抵抗線は5,100米ドルです。これを突破できれば、5,150~5,250米ドルへの上昇が期待されます。しかし、再び5,000米ドルを下回る場合、価格は再び横ばいの動きに戻る可能性があり、重要なサポートラインは4,980米ドル、4,850米ドルを下回ることは避けるべきと指摘しています。レンホン・コモディティーズは、全体的なトレンドが上昇基調にあるため、価格が下落した際に購入する戦略を推奨しています。5,100米ドルを突破した場合は、短期間のフォローバイ(価格上昇時の追い買い)も検討し、市場が急激に変動する可能性があるため、特に欧米市場が開いている夜間は、約50ドルごとに利益確定を行うことを勧めています。
経済指標と地政学リスク、旧正月の影響
今週は、タイ時間金曜日の20時30分に発表される米国GDP速報値、コアPCE、製造業指数など、重要な経済指標は少ないものの、短期的な金価格の動向に影響を与える可能性があります。また、地政学的な問題、特に米国が追加の軍艦を湾に派遣したという報告後の米国とイラン間の緊張も市場が注目する点です。状況が悪化すれば、安全資産としての金価格を押し上げる要因となり得ます。さらに、今週は旧正月のため中国市場が終日休場し、米国市場も月曜日は通常より早く閉まります。これにより世界の取引量(ボリューム)が減少し、価格が不安定になる可能性があるため、投資家は慎重な投資計画を立てる必要があります。
タイ国内金価格とバーツ相場
現在のタイ国内金価格は金1バーツあたり約74,200バーツで推移しており、最初のサポートラインは73,800バーツ付近です。スポット金価格が5,000~4,990米ドル付近に下落した場合にこの水準となります。特筆すべきは、バーツ通貨が1米ドルあたり30バーツ台後半まで大幅に上昇していることが、国内金価格を押し下げる主要因となっている点です。これにより、国際金価格が上昇しても、国内価格は限定的な上昇に留まっています。バーツ高は国内の政治的安定に支えられ、資金流入を促しており、これがタイの金価格に継続的な下落圧力を与えています。投資家は、世界の金価格動向と為替レートの影響を合わせて評価する必要があります。
旧正月期間中の市場ムード
今年の旧正月期間中の取引雰囲気は、例年のような活気はなく、特に盛り上がりを見せていません。贈り物としての購入はいくらかあるものの、以前ほど活発ではありませんでした。主要な要因は、季節的なものよりも、価格水準や市場のタイミングに左右されているようです。顧客の大部分は、装飾品よりも金塊の購入を好む傾向にあります。
Thai-Picks View
世界の金市場は短期的にはボラティリティが高いものの、長期的な上昇トレンドは継続すると予想されます。為替レートの変動と世界の地政学リスクを注意深く監視しながら、柔軟な投資戦略が成功の鍵となるでしょう。関連記事を詳しく読む(外部サイト)
引用元:
https://www.khaosod.co.th/economics/news_10139339
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