バンコクの商業施設「セントラル・プララーム9」が大規模複合施設「セントラルGR9」として生まれ変わります。タイ経済を牽引するCPN(セントラル・パタナー社)による、敷地面積73ライ(約11.6ヘクタール)にも及ぶ壮大なプロジェクトです。タイの有力経済メディアPrachachat.netが報じました。
この記事の要約
- バンコクの「セントラル・プララーム9」が、新たな複合施設「セントラルGR9」として大規模な再開発を行います。
- オフィスビル3棟、ホテル、拡張されたショッピングモールを含む総面積110万平方メートルの大規模プロジェクトです。
- ラマ9地区を将来的な新ビジネス・生活の中心地「The Future District」へと変貌させ、2028年初頭から順次開業予定です。
バンコク・ラマ9地区、新たなビジネスの中心地へ変貌
タイの首都バンコク、急速な発展を遂げるラマ9(プララーム9)地区が、かつての姿を大きく変えようとしています。不動産開発大手セントラル・パタナー(CPN)は、このエリアの73ライ(約11.6ヘクタール)の広大な土地を、世界レベルの複合施設「セントラルGR9」へと生まれ変わらせる計画を推進中です。これにより、ラマ9地区はバンコクの新たな中心業務地区(CBD)として、その地位を確固たるものにするでしょう。
総面積110万㎡の巨大プロジェクト、主要施設
「セントラルGR9」プロジェクトは、総床面積が実に110万平方メートルに及びます。主要な施設としては、既存の「セントラル・プララーム9」ショッピングモールを拡張し、3棟のオフィスビル(Gタワー、Rハウス、ザ・ナインタワー)、そしてホテルが含まれます。CPNは、この複合施設をビジネス、ライフスタイル、そして経済的機会の中心地とすることを目指しています。
2028年初頭に段階的オープン、未来都市構想
この大規模開発は、複数のフェーズに分けて進行します。最初のフェーズでは、「セントラル・プララーム9」の再構築と商業エリアの拡張が行われ、2028年初頭から順次開業が予定されています。続くフェーズでは、居住施設やその他の要素が開発され、ラマ9地区は都市生活のあらゆる側面を完璧に統合した「The Future District(未来の地区)」としてさらに進化を遂げる見込みです。
CPNの最高経営責任者であるワリヤー・チラティワット氏によると、この開発はかつてのGランド(グランド・カナル・ランド社)が計画していた、より高い超高層ビル建設の構想を調整したものだといいます。新たなデザインには高層ビルも含まれますが、以前の計画ほどではないとのこと。彼女は「私たちはラマ9地区全体を『セントラルGR9』としてリブランディングし、未来の新しいCBDとして確立します」と述べています。
Thai-Picks View
バンコクでは、セントラルGR9のような大規模な複合施設の開発が、都市の進化を象徴する重要なトレンドとなっています。特に、MRT(地下鉄)ブルーラインが通るラマ9地区は、スクンビットやシーロムといった伝統的なCBDに次ぐ、新しいビジネスとライフスタイルの拠点として注目度が高まっています。既存の商業施設やオフィスビルに加え、今回のような大規模な再開発が行われることで、このエリアはさらに魅力的な都市空間へと変貌していくでしょう。タイ人にとっても、新しい商業施設やオフィスビルは、ショッピングや食事、エンターテイメントを楽しむ場所として、また通勤先としても非常に重要な役割を担っています。
実際にバンコクへ行くなら、現在のセントラル・プララーム9を訪れて、今後の変貌を肌で感じるのも面白いかもしれません。このエリアは、様々なジャンルの飲食店やショップが集まっており、観光客でも気軽に立ち寄ることができます。将来的に「セントラルGR9」として生まれ変わった暁には、最新のタイのトレンドと都市開発を象徴するスポットとして、新たな発見があること間違いなしです。タイ人との雑談では、「ラマ9がすごいことになっているね!」と話題にするのも良いでしょう。
- 現在のセントラル・プララーム9:MRTプララーム9駅直結。多様なショップとレストランが入居する大型商業施設。
- Gタワー:セントラルGR9プロジェクト内のオフィスビル。一部フロアにはカフェやレストランも入居予定。
- ザ・ナインタワー:セントラルGR9プロジェクト内のオフィスビル。周辺には飲食店が豊富。