中国人訪日観光客が45%減少、3月まで低迷の懸念

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この記事の要約
- 台湾情勢に関する日本の発言を受け、中国人訪日観光客数が大幅に減少しています。
- 2025年12月には、中国人訪日観光客数が前年同月比45%減の約33万人となりました。
- この低迷は2026年3月まで続くと予想されており、日本の観光産業に長期的な影響を与える可能性があります。
中国人観光客の大幅な減少
2025年12月、日本を訪れた中国人観光客の数は前年同月と比べてほぼ半減し、約33万人にまで落ち込みました。これは、台湾を巡る日本と中国の間の緊張が経済に明確な影響を及ぼしている兆候です。特に、日本の首相が台湾に関する声明を発表したことが背景にあります。
日本の観光大臣であるヤスシ・カネコ氏は、この減速は2025年11月に当時の日本の首相とされるサナエ・タカイチ氏が台湾情勢について発言した後に発生したと述べました。中国はこの発言を強硬な姿勢と見なし、国民に日本への渡航を避けるよう警告を発した結果、多くの航空便がキャンセルされる事態となりました。
高市氏の発言と中国の反応
2025年11月、日本の首相とされるサナエ・タカイチ氏は、中国が台湾を侵攻した場合、それは日本の存立を脅かす事態に該当し、日本が軍事的に関与する法的根拠となり得るとの見解を示しました。
この発言後、中国当局は国民に対し日本への渡航を控えるよう警告を発しました。これにより多数の航空便がキャンセルされ、観光部門に直接的な影響を及ぼしています。
ヤスシ・カネコ観光大臣は本日朝の声明で、「中国当局からの渡航警告の状況を綿密に監視していく」と述べ、日本は中国人観光客が迅速に日本を訪れるための環境作りに努めており、状況が近い将来に改善することを望むと付け加えました。
過去の成長と経済的影響
これ以前の時期、日本の国家観光局のデータによると、2025年の最初の10ヶ月間で中国人訪日観光客数は40.7%という高い成長率を示していました。中国人観光客は最も消費額が高いグループであり、2024年の日本の観光収入総額約8.1兆円(約1.5兆バーツ)のうち、約5分の1を占めていました。
この影響は小売部門でも明らかになり始めており、2025年12月には日本の百貨店における免税品売上が大幅に減少しました。
他国からの観光客による補填と今後の見通し
中国人観光客の減少にもかかわらず、日本は2025年に初めて合計4000万人以上の外国人観光客を受け入れました。他の地域からの観光客がこの空白を補填し、観光総消費額は約9.5兆円(約1.873兆バーツ)という過去最高を記録しました。
しかし、2025年通年(12ヶ月合計)で見ると、中国人観光客数は前年比約30%増を維持したものの、11月以降は減速が見られます。この背景には、中国の渡航警告と、2026年3月まで日本への航空便を減らすよう航空会社に指示が出されたことがあり、観光部門の長期的な低迷リスクを高めています。
日本の主要な旅行会社は、2026年がCOVID-19パンデミック後の開国以来、外国人観光客数が初めて減少する年になるかもしれないと予測しています。
外交・安全保障への波及
外交上の緊張は安全保障の側面にも拡大しています。日本政府は、東シナ海で中国軍が日本の戦闘機に対し射撃管制レーダーの訓練を実施したと発表しました。また、多くの日本企業は、今月初めに中国が発表した貿易管理措置の影響を評価し始めています。
一方、高市氏は、日本の台湾に対する立場は変わっておらず、1972年の共同声明と一致していると繰り返し強調しました。この声明では、日本は中国の「台湾は中国の主権の一部である」という見解を理解し尊重するとしていますが、日本がこの立場に同意するという言及はありません。高市氏は、日本は引き続き中国との対話の扉を開いていると断言しました。
引用元:
https://www.prachachat.net/tourism/news-1953303
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