タイ総選挙:比例代表100議席の計算式、選挙管理委員会が発表

※この記事のメイン画像はAIによって生成されたイメージです。
この記事の要約
- タイ選挙管理委員会(ココトー)は、次期総選挙における比例代表(パーティーリスト)100議席の計算方法と、小選挙区400議席の当選発表基準を公表しました。
- 比例代表議席は、全国の政党得票総数を100で割って算出される「1議席あたりの平均得票数」に基づき、各政党に配分されます。
- 2023年総選挙では、この方式が適用され、例えばガオグライ党が39議席、プアタイ党が29議席を獲得しました。
タイ選挙管理委員会、比例代表の計算式を公開
タイ選挙管理委員会(ココトー)は、2561年人民代表院議員選挙に関する憲法付属法とその改正に基づき、比例代表(パーティーリスト)議員100議席の計算式を公開しました。
比例代表100議席の計算方法
比例代表議員100名は、各政党が提出する候補者リストから選出されます。計算手順は以下の通りです。
- 全政党が比例代表選挙で獲得した全国の総得票数を合算します。
- 上記1で合算された総得票数を比例代表議員数である100で割ります。この結果が「比例代表議員1人あたりの平均得票数」となります。
- 各政党が獲得した比例代表得票数を「比例代表議員1人あたりの平均得票数」で割ります。その結果の整数部分が、その政党が獲得する比例代表議席数となります。
- もし全政党の獲得議席数を合計しても100議席に満たない場合、上記3の計算で小数点以下の端数が最も大きい政党から順に1議席ずつ追加します。これにより、比例代表議員の合計が100議席になるまで続けます。もし同順位の端数がある場合で、議席総数が100を超える恐れがある場合は、該当政党の代表者が抽選を行います。
- 上記の計算結果に基づき、各政党は提出した比例代表候補者リストの番号順に議員を選出します。ただし、提出した候補者数を超えることはできません。もし、この手順を経ても比例代表議員数が100名に満たない場合は、現在確定している議員数をもって比例代表議員とします。
小選挙区400議席の当選発表基準
小選挙区議員400議席の当選発表に関する基準は以下の通りです。
- 最も多くの票を獲得した候補者が当選者となります。ただし、その得票数は「誰にも投票しない(無効票・白票)」の票数よりも多くなければなりません。複数の候補者が同点で最高得票を得た場合は、選挙区選挙管理委員会の前で、委員会が定める規則と方法に従って抽選が行われます。
- いずれの候補者も、「誰にも投票しない」票数よりも多くの票を獲得できなかった選挙区では、選挙管理委員会によって再選挙が実施されます。この場合、前回の選挙に立候補した全ての候補者は、再選挙に再び立候補する資格がありません。
2023年総選挙における比例代表計算の事例
2023年の総選挙では、全国の比例代表選挙における総投票者数は39,514,973票でした。これを比例代表議員の総数100議席で割ると、1議席あたりの平均得票数は約395,150票となります。
この平均得票数を基準にすると、例えば以下のようになります。
- ガオグライ党(Move Forward Party)は総得票数14,438,851票で39議席を獲得しました。
- プアタイ党(Pheu Thai Party)は総得票数10,962,522票で29議席を獲得しました。
- ルアムタイサーンチャート党(United Thai Nation Party)は総得票数4,766,408票で13議席を獲得しました。
- 一方、1議席あたりの平均得票数を大きく下回る得票数であったプームチャイタイ党(Bhumjaithai Party)とプラチャティパット党(Democrat Party)は、それぞれ3議席を獲得しました。
これらの事例から、比例代表制度は、全国の政党得票総数を比例代表議員数に変換する際の主要な変数として機能していることが分かります。
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引用元:
https://www.prachachat.net/politics/news-1954943
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