
タイ全土の燃料価格が変動し、特にディーゼルが値上がりしています。タイの経済状況に敏感なこのニュースは、在住日本人の生活にも影響を与える可能性があります。タイの主要経済メディアであるプラチャチャート(Prachachat)が報じました。
この記事の要約
- 2026年3月23日、タイのバンチャーク社から最新の燃料価格が発表されました。
- ディーゼル(ハイディーゼルS、ハイプレミアムディーゼルS B7)は前日比でリッターあたり0.70バーツ(約3.5円)の値上げとなりました。
- ガソリン(ガスソホール)各銘柄も最新価格が提示され、タイ国内の燃料費動向に注目が集まっています。
タイ全土の最新燃料価格(2026年3月23日付)
タイの主要石油販売会社バンチャーク(Bangchak)が発表した2026年3月23日時点の燃料価格によると、ガソリン(ガスソホール)95はリッターあたり33.05バーツ(約165.25円)、ガソリン91はリッターあたり32.68バーツ(約163.4円)で販売されています。
一方、ディーゼルB7は前日の3月21日からリッターあたり0.70バーツ(約3.5円)値上がりし、31.14バーツ(約155.7円)となりました。プレミアムディーゼル(ハイプレミアムディーゼルS B7)も同様に0.70バーツ(約3.5円)値上がりし、46.84バーツ(約234.2円)で販売されています。これらの価格変動は、タイの交通費や物流コスト、ひいては在住日本人の生活費にも影響を与える可能性があります。
各燃料の価格詳細と経済への影響
詳細な価格は以下の通りです。
ディーゼル
- ハイプレミアムディーゼルS:リッターあたり46.84バーツ(約234.2円)
- ハイディーゼルS:リッターあたり31.14バーツ(約155.7円)
ガソリン(ガスソホール)
- ガスソホール91 S EVO:リッターあたり32.68バーツ(約163.4円)
- ガスソホール95 S EVO:リッターあたり33.05バーツ(約165.25円)
- ハイプレミアム97 ガスソホール95:リッターあたり49.54バーツ(約247.7円)
- ガスソホールE20 S EVO:リッターあたり28.05バーツ(約140.25円)
- ガスソホールE85 S EVO:リッターあたり24.79バーツ(約123.95円)
これらの燃料価格は、タイ国内の消費者物価指数(CPI)に直接的な影響を及ぼします。原油の国際価格上昇やタイバーツの変動が続けば、今後も価格が上昇する可能性があり、企業の輸送コスト増や個人の交通費負担増大は避けられないでしょう。特に、物流に大きく依存する食品や日用品の価格にも波及し、タイの物価高に拍車をかける懸念があります。
Thai-Picks View
タイはエネルギーの多くを輸入に依存しており、国際原油価格の変動やタイバーツの相場は、国内の燃料価格に大きな影響を与えます。過去には、原油価格高騰に伴う財政負担から、政府がディーゼルなどの燃料補助金を拠出・調整する政策を繰り返し実施してきました。この構造的な問題は、国内経済の安定化を図る上で常に課題となっています。
このような燃料価格の変動は、在住日本人の生活費にも直結します。特に自家用車やバイクを利用する方は、交通費の増加を考慮に入れる必要があります。また、物流コストの上昇はスーパーマーケットの商品価格にも転嫁されるため、日々の食費や生活必需品の出費が増える可能性があります。普段から公共交通機関の利用を検討したり、燃費の良い移動手段を選ぶなど、賢い生活防衛策が求められるでしょう。