人民党副党首、南部10議席と副首相職の裏取引疑惑を全面否定

この記事の要約
- 2026年1月17日、人民党副党首のランシマン・ローム氏は、チューウィット・カモンウィシット氏が主張した「南部での議席獲得と警察統括副首相職との裏取引」疑惑を全面的に否定しました。
- チューウィット氏は、人民党幹部がスラチェート・ハクパン警察大将に南部で10議席を獲得する見返りに、国家警察を統括する副首相の地位を約束したとテレビ番組で発言しました。
- ローム氏は、この主張は「虚偽であり、何の根拠もない想像」であると自身のFacebookで述べ、党の政治文化においてそのような取引はありえないと強調しました。
ニュースの概要
2026年1月17日、タイの政治界で波紋を呼んだ「裏取引」疑惑に対し、人民党副党首のランシマン・ローム氏が断固たる姿勢で反論しました。元政治家のチューウィット・カモンウィシット氏が提起した、人民党幹部とスラチェート・ハクパン警察大将(通称「ビッグジョーク」)との間で、南部で10議席を獲得する見返りに国家警察を統括する副首相の座を約束したとされる疑惑について、ローム氏は「完全に虚偽であり、根拠のない想像である」と述べ、事実関係を否定しました。この発言は、国民に対し、正確な情報に基づく冷静な判断を促すものとなりました。
チューウィット氏の疑惑提起
疑惑の発端は、チューウィット氏がPPTV HD 36の番組「ปิดไมค์ถาม Off the Record」に出演した際の発言にあります。同氏は、スラチェート・ハクパン元国家警察副長官が「人民党幹部と交渉し、もし南部で10議席を獲得できれば、国家警察を統括する副首相のポストを要求する」と述べたと主張しました。この発言は、タイの政治状況に大きな憶測を呼び、注目を集めました。
人民党副党首の反論
このチューウィット氏の発言を受け、ランシマン・ローム人民党副党首は、自身の公式Facebookページを通じて即座に反論しました。ローム氏は、「チューウィット氏が人民党とビッグジョーク氏を結びつけようとするいかなる話も、全く事実無根の虚偽であり、何の根拠もない想像である」と強く否定しました。国民に対して、情報を受け取る際には注意を払うよう呼びかけました。
さらに、マティション紙の報道によると、ローム氏はメディアの取材に対し、この疑惑について詳細に説明しました。彼は、人民党の政治文化において、そのような裏取引は決して起こりえないと断言しました。また、疑惑を裏付ける根拠がないことを強調するため、「人民党の南部選出候補者の名前を並べ、スラチェート警察大将の派閥に属する人物を特定してほしい」とまで要求しました。具体例として、ソンクラー県ハジャイの候補者であるスパット・ハースワンナキット医師(元サバイヨーイ病院長)を挙げ、「彼がビッグジョーク氏の派閥にいると言うのは、チューウィット氏の現実離れした想像である」と反駁しました。
ローム氏はまた、人民党がスラチェート警察大将と南部地域での政治的支援に関して協議したことは一度もないと明確に述べました。自身の経験に基づき、委員会委員長としてスラチェート警察大将と会談した際も、同氏は大臣になりたいというよりは、警察内部での役職復帰を望んでいるように見えたと指摘しました。したがって、警察を統括するポストを約束したという主張は、警察官僚を脅す意図があるのではないかと推測しました。
疑惑への見解と今後の対応
チューウィット氏による連日の人民党攻撃について質問された際、ローム氏は「特に懸念はない」と答えました。当初は、チューウィット氏が人民党に対して善意を持っていると見ていたものの、最近では「他の政党に対して善意を持っているのではないか」と感じていると述べました。
さらに、チューウィット氏が誰かの依頼を受けてこのような攻撃を行っているのではないかという質問に対して、ローム氏は、「もし他の政党がチューウィット氏と同様の行為をすれば、選挙法違反にあたる明確な中傷となるだろう」と指摘しました。しかし、チューウィット氏はいずれの政党にも所属していないため、政党に適用される法律と同じ枠組みで彼の行動を評価することは困難であると説明しました。ローム氏は、チューウィット氏が誰かの依頼を受けているかどうかを深掘りする意図はなく、人民党としては引き続き政策を国民に提示し、反論に対しては正確な情報を提供する姿勢を強調しました。そして、チューウィット氏の今回の発言は、すべてが虚偽であると改めて断言しました。
引用元:
https://www.prachachat.net/politics/news-1952105
#タイ #タイ政治 #タイ選挙 #ローム #ビッグジョーク

