クレーン事故犠牲者家族、母が遺影に涙のキス。業者は供花のみ

※この記事のメイン画像はAIによって生成されたイメージです。
この記事の要約
- 列車事故で家族3人を失った母親が、棺の前で遺影にキスをして涙ながらに別れを告げました。
- 事故を起こした建設業者は、弔意を示す供花を送ったものの、補償に関する話し合いは一切行われていません。
- 遺族は、過去に安全賞を受賞した企業が度々事故を起こすことに疑問を呈し、早急な対応を求めています。
タイ、クレーン崩落事故で一家3人が犠牲に
2026年1月18日、バンコク・アピワット発ウボンラチャタニ行きの特急列車第21号が、ナコンラチャシーマ県シキウ郡のノンナムクン駅とシキウ駅間で、建設中のクレーンの崩落により押し潰される痛ましい事故が発生しました。
この事故により、32人以上が命を落としました。
犠牲者の中には、ソムジットさん(53歳)、チャリンソーンさん(52歳)、そして幼いカトーちゃん(8歳)からなる「タントン」一家がいました。彼ら3人は、親族の葬儀に参列するため列車に乗って故郷へ向かう途中でした。しかし、その旅は悲劇的な終わりを告げ、親族に深い悲しみをもたらしました。
遺族、悲嘆に暮れる故郷での葬儀
1月18日午後7時、遺体は身元確認を終え、フック31ナコンラチャシーマ財団によって、シーサケート県ウトゥムポーンピサイ郡テー村の故郷へ運ばれ、宗教儀式が執り行われることになりました。
棺が財団の車両から自宅へ運び込まれる際、その場は深い悲しみに包まれ、多くの親族が涙を流して故人を悼みました。
ソムジットさんの母親であるウィライさん(86歳)は、孫の遺影に涙を流しながらキスをし、「息子と嫁、孫の遺体が故郷に戻ってきた日です。何よりも、彼らの命を返してほしい」と語りました。
事故の知らせを受けて以来、ウィライさんは食事も喉を通らず、夜も眠れない日々が続いているといいます。
建設業者への不満と補償の未交渉
一方、事故を起こした建設業者であるイタレアンタイ社は、花屋を通じて供花を送ったのみで、会社の代表者が直接弔問に訪れることはありませんでした。
現在に至るまで、同社から補償に関する話し合いの申し出は一切ありません。
ウィライさんは、「息子は家族の大黒柱でした。もし可能なら、私が息子の代わりに逝きたかった」と胸の内を明かしました。
ソムジットさんの兄であるスウィットさん(61歳)は、イタレアンタイ社に対し、今回の事故に対する責任を果たすよう強く求めました。
彼は、「昨年、イタレアンタイ社は優れた安全賞を受賞しているにもかかわらず、なぜ同じ会社でこれほど頻繁に事故が発生するのか疑問に思う」と述べ、企業の安全管理体制に不信感を露わにしました。
引用元:
https://www.khaosod.co.th/around-thailand/news_10102824
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