トップス、旧正月で売上20%増狙い500億バーツ超の市場に戦略

※この記事のメイン画像はAIによって生成されたイメージです。
この記事の要約
- トップスは2026年の旧正月商戦で、消費者の購買意欲の高まりから、流通額が前年比5~10%増の510億バーツ超に達すると予測しています。
- 品質重視のGen XおよびGen Y層に焦点を当て、AIとビッグデータを活用したパーソナライズ戦略を展開します。
- 全国825店舗の強みを活かし、多様な商品品揃えと便利なサービスで、旧正月期間中の売上20%増を目指します。
2026年小売市場の展望
“トップス”は、2026年の小売市場が「火の馬」の年を迎え力強く回復すると見ており、旧正月商戦の活況を予測しています。市場流通額は、前年の510億バーツを基準に5~10%増加すると見込まれています。同社はAIとビッグデータを活用した3つの戦略を導入し、「品質優先」のGen XおよびGen Y世代の買い物客のインサイトを深く掘り下げます。ワンストップショッピングの強みを打ち出し、今年の祝祭期間の売上を20%増に押し上げる自信を持っています。
セントラル・リテール傘下のセントラル・フード・リテール社のマーケティング・広報・CSR担当副マネージング・ディレクターであるチャックリット・チャトゥパンヤチョーティクン氏は、2026年の小売事業の全体像と方向性について述べました。同氏は、今年の干支である「火の馬」の年は、ビジネス部門、特に小売業において顕著な回復傾向が見られ、「パーフェクトイヤー」となるプラスの兆候があると指摘しました。これは、経済ビジネス研究センター(SCB EIC)が2026年の小売部門が2025年比で3.7%成長すると予測していることとも一致しています。
「消費者は依然として支出に慎重ですが、生活必需品に対する需要は引き続き堅調です。e-コマースの成長による追い風もあり、小売市場全体は持続的に前進し続けるでしょう。」
旧正月商戦、流通額5〜10%増を予測
チャックリット氏はさらに、2026年の「旧正月」のような重要な祝祭期間中、購買意欲は昨年よりも活発になる傾向があると述べました。流通額は、2025年の約510億バーツを基準に約5~10%増加する可能性があります。この増加の主要な要因は、厳格な慣習と先祖への供養を重視し続けるタイ系中国人文化にあります。
旧正月期の買い物客のインサイトを深く分析
トップスの顧客データベース分析と消費者行動調査から、旧正月期間における興味深いトレンドが明らかになりました。購買力の最も高い主要顧客層であるGen XとGen Yは全顧客の78%を占め、そのうち44%が伝統に従って厳格に先祖への供養を重視しています。
同時に、顧客は質の良い供物を捧げることが幸運への投資と捉え始めており、84%が質の高い供物を購入すると断言し、55%は品質が気に入ればプロモーションがなくても喜んで購入すると回答しています。
また、現代の消費者は生計費の上昇や支払い日の混雑に対応するため、事前に計画を立てています。顧客の40%が予算管理と商品の確実な入手のために事前に購入計画を立てており、これは平均購入額が1件あたり約2,500バーツであるトップスの予約販売サービスと一致しています。最も購入される商品カテゴリーは食品・飲料が52%で、次いでポチ袋が29%でした。
さらに、食品廃棄物の削減トレンドも顧客の意思決定に重要な要素であり、63%が家族の消費量に合った適切な量の供物を購入しています。一方、利便性に関しては67%が、モダンな小売店がワンストップで全てを揃えられる目的地として適切であると考えています。
売上を牽引する3つの主要戦略
このデータに基づき、2026年の旧正月期間中、同社は消費者の心を掴むための3つの主要戦略を展開します。
第一の戦略は「アソートメント」です。これは、品揃えを最も多様かつ充実させることに重点を置いています。人気No.1の清掃用品から始まり、生鮮食品、調味料、家庭用品、加工食品までを取り揃え、399バーツから4,500バーツまで、あらゆる購買層に対応する供物セットを用意しています。
第二の戦略は「コネクト&カスタマー・エンパワーメント」です。AIをザ・ワン・データ(The 1 Data)のフルデータベースと統合し、個別のパーソナライズドマーケティングを実施します。例えば、1件あたりの購入額を増やすための商品推奨や、購入頻度の促進、2024年から2025年に購入した顧客層を的確なプロモーションとコミュニケーションを通じて再び呼び戻すことなどです。
第三の戦略は「エクスペリエンス」です。全国825以上の店舗を持つ強みを活用し、サービス提供の中心として機能します。これは、顧客の96%がいまだに生鮮食品を自分で選んで購入することを好む行動に対応しています。
旧正月期間の目標成長率20%
チャックリット氏は最後に、これら3つの戦略の準備が整っていることと市場のプラス要因により、2026年の旧正月期間の成長目標である20%を達成できると確信していると述べました。これは、昨年も2桁成長を達成したのと同様です。
引用元:
https://www.prachachat.net/marketing/news-1954546
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